ピアノを高く売る方法は?調律は必要?どこに売るのがいい?

結論から言うと、複数見積りをとってきちんと比較することが一番大事です。たまたま呼んだ最初の業者にぱっと決めてしまうのはやめましょう。また、必ず現物査定を比較してください。オンライン査定だけでは足りません。

ピアノの見積りは必ず複数とる

ピアノの中古買取相場は安定していますが、会社によって買い取り額は変わります。高額なピアノだと、数十万円の違いになることもあります。
必ずアイミツ!
今はほぼ100%ネットで査定の申し込みができるので、電話せずに簡単に終わります。一手間が大事です。

オンライン査定でなく、現物査定を比較する

ピアノはだいたいメーカー名、モデル名、製造番号で買取価格が決まります。申告内容と実際の状態に相違がなければ、オンライン査定の査定額を保証するという買取業者もあります。
しかし、故意に隠すつもりはなくてもご自身で気づいていなかった傷や故障が見つかる可能性はありますよね。
結局の所、現物査定しか信じることはできません。
とにかくアポを取るためにオンライン査定で高めに出して、現物を見て下げるという業者もあるそうです。
必ず現物査定の査定額を比較しましょう。やっぱり、一手間が大事。

ピアノは弾かないなら早めに売る

ピアノの価値は1年や2年置いておいても劇的に下がることはなく、特にハイエンドモデルは中古価格が落ちにくいです。とはいえ、やはり新しければ新しいほどよい値が付きます。
長期間放置しているのであれば、一度査定に出してみると、決断の後押しになるかもしれません。

しかし、大事なピアノを無理に手放すのはおすすめしません。
必死に練習した難曲、お子さんが小さな指で初めて奏でたドレミ……たくさんの思い出があるはずです。
十分納得できる時まで置いておくのもいいと思います。

弾かない場合も状態を維持するために、保管中は少し気を使ってあげましょう。
定期的に調律していれば早めに気づけるので被害が大きくなりにくいのですが、10年単位で放置されたピアノの中には、湿気や乾燥、害虫によるダメージが進行している物があります。
業者に依頼しないまでも、せめて夏は除湿、冬は加湿を行ってみてください。
虫食い被害は、虫の糞や食べかすから発見することができます。たまにトップを開けて、中を覗く程度でもかまいません。点検をお願いします。

調律はしなくていい。お手入れは簡単に

事前に調律は不要です。ピアノの査定はほぼ製造番号で決まり、状態にマイナスがないかを確認して終わります。機能確認のために音出しはしますが、音色で査定額は変わりません。
音が狂っていても、そのまま査定に出してください。

お手入れは、外側を軽く拭き掃除する程度でOKです。
鍵盤に貼ったシール、マジックで書いた音階は、あまり査定額に影響しません。
無理に取ろうとしてドライヤーやシンナーを使うと地を傷める可能性があります。簡単に落ちないようでしたら、そのまま査定に出してください。