音の狂っているピアノは買取りしてもらえる？調律は必要？
音が僅かに狂っていても、調律して直るものなら買取は可能です。査定にも大きな影響はありません。査定にプラスにもならないので、査定前に調律に出す必要もありません。故障が原因の場合は、状態によります。
長年調律していない場合、多少の音の狂いは許容範囲内
ピアノの調律は一年に一回が目安とされています。演奏頻度や環境（湿度、振動など）にもよりますが、10年放置したピアノであれば、音が狂っている可能性は高いです。
これは調律さえすれば直りますから、査定に大きな影響はありません。
査定前に調律をしなくても大丈夫
いずれにせよ、買い取られたピアノは調律師の手ですべて調律されます。
調律によって査定額が大きくアップするわけではありませんので、お金を出してわざわざ調律に出さなくても大丈夫です！
故障が原因の音の狂いは、査定に影響する
長年放置したことによる音の狂い（弦やチューニングピンの緩み、ハンマーの劣化など）ではなく、故障による場合は、査定に影響が出ます。
例：
・響板の変化（湿度による伸縮、割れ）
・部品の摩耗、ズレ
・ハンマーシャンクの変形、折れ
・ハンマーレストレールの狂い
・ダンパーフェルトの劣化
・ダンパーレバーの変形
・鍵盤ブッシングクロスの劣化
・鍵盤ピンの大きな錆、変形
普段は調律師さん任せで内部は不案内な方も多いと思いますが、外側から症状で判断できる場合もあります。
例：
・本来の綺麗な音が出ない
（異音がする、音がこもった感じがする、音が出ない、音が小さいなど）
・可動部がおかしい
（ペダルやキーの動きが重すぎる、軽すぎる、下がったまま戻らないなど）
査定額が低いと感じたら、詳細を聞きましょう
本当に故障が原因であれば、具体的に説明できるはずです。
何だか説明が要領を得ない、言葉を濁しているなと感じたら、一旦キャンセルして他の買取業者をあたるのがいいでしょう。
残念ながら、中古買取業界には、うまく言いくるめて安く引き取ろうとする業者が必ずいます。
ブランドバッグでも自動車でもピアノでも、何でもそうです。
比較検討するためには最低3社の見積りをおすすめしています。
だいたい同じ意見であれば、納得して手放せます。
そのために、必ず査定に来てもらう前に「査定料無料・キャンセル料無料・出張料無料」を確認しましょう。
このサイトでは、おすすめのピアノ買取業者を紹介しています。
ぜひ参考になさってください。
