30年弾いていない古いピアノは売れるのか?

ピアノは、古くても売ることができます。買取価格は安定しており、30年どころか50年、60年前のピアノでも買い取られている事例は多くあります。ピアノを売る際、調律しなくても大丈夫です。価格が付かないピアノについても解説します。
ピアノは、古いというだけでは買取不可にはならない
ピアノの耐用年数は、30年から100年と言われています。ここで言う30年とは、メンテナンスせず管理状態がかなり悪い場合を想定したもの。きちんと管理された最高級のピアノの中には、150年経っても現代のピアノと遜色なく演奏できるものもあります。
きちんと作られた無垢材の家具は三代(100年)持つと言われますが、ピアノもかなり頑丈にできた木製品です。
古いというだけで価値がなくなるわけではありません。
古いピアノの錆びは、多少はあるもの
ミュージックワイヤやペダルなどの金属部分が錆びていくのは、多少なら問題ありません。環境にもよりますが、多少はあるものです。交換や錆落としで何とかなるレベルであれば買取不可にはなりません。
ピアノを売る際、調律していないことは問題にならない
何年も弾いてないピアノを売る場合、事前に調律に出す必要はありません。音色で査定はしないためです。
ピアノの査定は、モデルと型番だけでほぼ出すことができます。あとは、状態が悪ければ査定額を調整します。
大手のピアノ買取店も、多くは現物を見ずにオンライン査定しており、状態の申告に虚偽がなければ査定額を下げませんと保証している買取サービスも多いです。
買取不可になるピアノの例
- 害虫被害のあるピアノ(シロアリ、カツオブシムシなど)
- 害獣被害のあるピアノ(ネズミの糞、ネズミに囓られているなど)
- 被災したピアノ(土砂に埋まる、水没など)
- 全体的にダメージ大きいピアノ(屋外に放置されていた、木部の大きなヒビなど)
ここまでダメージがなければ、十分買取金額が付く可能性が高いです。
まずは査定に出してみましょう!
状態が少し悪くて自信がない場合は、総合買取店がおすすめです。
ピアノ専門の買取店よりも査定を断られにくい傾向があります。
こちらのサイトに紹介したおすすめ業者を参考になさってください。