ピアノを査定に出す時に注意する4つのポイント

できるだけ高くピアノを売るためには、手間を惜しまず調べる&比べるのが一番大事です。引っ越しに合わせて売却したいといった場合は、早めに動いてください。最低でも一か月以上前から査定の申し込みを始めてください。
事前に相場を簡単に調べる
ピアノの買取価格は、メーカー、モデル名、製造年(製造番号からわかります)でほぼ決まります。
製造年を絞ると情報が少なくなりますが、メーカー名とモデル名で検索すると、買取相場がわかります。
「ヤマハ U3H 買取価格」などで検索してみましょう。
基本的には年式が新しいほど買取価格は高くなるので、製造年を除外した検索結果は情報が足りませんが、目安にはなります。
状態も査定額に影響しますが、まずは大まかな買取相場を知っておけば安心。
もし相場とかけ離れた査定額を出されても冷静に断れます。
必ず複数の見積もりを取る(現物査定)
最低でも3~5社は比較しましょう。
オンラインで査定を出す買取業者が多いですが、実際の査定額が変わることもあります。
比べるのは現物査定の結果です。
訪問してもらう必要があるので、複数社のアポを取るだけでも時間がかかります。
手放したい日が決まっているなら早めに動いてください。
売る時期はいつでもいい。使わないなら早めに売る
ピアノの買取価格は、一年を通じて変動がありません。
「年度初めにピアノがよく売れるので、それに合わせて年末の買取はアップしています」といった営業トークがあっても、気にしなくてかまいません。
いつ売ってもOKですが、新しければ新しいほど高値が付きます。
弾く人がいなくなって10年、20年とノーメンテで放置しているくらいなら、状態の悪化を防ぐため、早めに売ることをおすすめします。
付属品も揃えておく(特に椅子)
椅子、キーカバー、オールカバー、ペダルカバー、クロス、高低補助台など、専用のアクセサリーがあれば揃えて査定に出しましょう。
ピアノ椅子の中には、国産メーカー製でも10万円以上、海外メーカー製だと20万円以上する高級品もありますから、査定額に大きな違いが出ます。
ポリッシュや鍵盤クリーナーといった消耗品は査定アップにつながりませんので不要です。